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スリランカ旅行でつかえるシンハラ語をご紹介!あいさつからお役立ちワードまで

2020年3月25日

せっかくの海外旅行「かんたんな現地語で、その国の人とコミュニケーションをとってみたい!」と、思う人も多いのではないでしょうか。

スリランカの公用語は「シンハラ語」「タミル語」の2つ。

英語が連結語として認められており、公文書やニュース、看板の表記などでも英語はかなり使われており、実際に英語はかなり通じます。

街の看板も3つの言語で表記されることが多いです。

しかし、スリランカの人口の約7割はシンハラ語を母国語とする人たち。

旅行客にシンハラ語で話しかけられると「おっ、シンハラ語知ってるの?」と喜んでもらえることもあります。

今回は、あいさつや旅行に役立つ言葉など、基本的なシンハラ語をご紹介します。

超基本フレーズ:あいさつ

アーユボーワン(こんにちは)

空港やホテルなど、観光客を迎えるような場所で使われています。

両手を胸の前で合わせて(いただきますのポーズ)いいます。

街中やレストランでは「ハロー」と声をかけられることが多いですが、

こちらから「アーユボーワン」とあいさつしてみると、喜んでもらえることも。

「アーユボーワン」と言われたら、返事も「アーユボーワン」です。

ストゥーティ(ありがとう)

レストランやホテルなどで、気持ちのよいサービスを受けたら使ってみましょう。

スリランカの人は、スの前にイが入ることがあり、イストゥーティとも聞こえます。

スリランカの人は、ストロベリーを「イストロベリー」と言ったりします。

もっと丁寧なありがとうございます は、 「ボホーマ イストゥーティ」と言います。

コホマダ(お元気ですか? )

英語のHow are you?にあたるのが、コホマダです。

返事で一番多いのは、ホンダイ(元気です)です。

 エカ、デカ、トゥナ(1、2、3)

マーケットでは果物などは量り売りされていることが多いので、店員さんに「〇個下さい」という必要があります。

そのため、あるていど数字の言い方を覚えていると、買い物するときに役に立ちますよ。

さらに、写真をとる時、スリランカ人はあまりかけ声を出しませんが、一緒にをとるときに「エカ、デカ、トゥナ、チーズ!」というのもよいでしょう。

自己紹介

マゲ・ナマ ・○○(私の名前は○○です )

名前はシンハラ語で「ナマ」といい、日本語とにていますよね。

日本語と語順は一緒で、「私の(マゲ)・名前は(ナマ)・〇〇です」となります。

あなたの名前はなんですか?は、「あなたの(オヤーゲ)・名前は(ナマ)・何ですか(モカッダ)?」となります。

マゲ・ラタ・ジャパン ( 私の国は日本です)

トゥクトゥクやUber、PickMeに乗ると、Country? Which country?などと出身をよく聞かれます。

そんなとき「私の(マゲ)・国は(ラタ)・ジャパン」と答えると、喜んでもらえます。

レストランで使えるフレーズ

マチャン(お兄さん!)

お店で店員さんをよびたい時に、マチャン!というと振り向いてくれます。

ラサイ(おいしい)

レストランでおいしい料理を食べたときに使ってみましょう。

特にローカルレストランではフレンドリーに話してくれる店員さんも多く、コミュニケーションも多めです。

こだわりの料理をシンハラ語でほめられたら、喜んでくれること間違いなし!

 サライ(辛い)

スリランカ料理はスパイシーなものが多いので、「サライ(辛い)」も使う機会が多いかも!

「ラサイ」と音が似てるので注意です。

モカッダ(何?)

スリランカカレーの特徴は、たくさんの種類のカレーを一つのお皿に盛って食べること。

店にもよりますが、10種類近くのカレーから自分で好きなものを選べることもあります。

しかし観光客には一つ一つのカレーを見分けるのはとても難しいんです。

そんなとき、「モカッダ?」と聞けば、その名前を教えてもらえます。

ビル・デンナ(伝票下さい)

お会計をする際(ビルをもらう時)にはこちら。

「デンナ」は下さい!という意味で、色んな場面で使えます。

店員さんと少し仲良くなれたら、楽しい食事の最後もシンハラ語でチャレンジしてみましょう。

移動で使えるフレーズ

バヒナワ (降ります)

スリランカのローカルバスはドアが全開のまま走行し、乗るのも降りるのも自分でタイミングをみはからって行います。

各バス停で止まってくれることも多いですが、自分が降りたいバス停で止まってくれなかったり、人が多すぎてなかなか降りられないことも。

そんな時、運転手さんや集金係の人に向かって「バヒナワ!」と叫びましょう。

バスの集金係に「バイラ、バイラ」といわれることもありますが、「降りろ!」という意味です。

ガナン・ワディイ(高すぎます)

スリランカで移動するときによく使う、トゥクトゥク。

UberやPick me といった配車アプリを使うとぼったくられることはほとんどありません。

しかし、道端で声をかけてくるトゥクトゥク運転手は観光客に対して相場より高い値段を提示することが多いです。

そんな場面「ガナン・ワディイ」と言ってみると、値引き交渉がうまくいくかも?

ママ・○○ タ・ ヤンナ・オーネ(○○に行きたいです)

コロンボに行きたいときは、ママ(私は)・コロンボタ(コロンボに)・ヤンナ(行きたい)・オーネ(です)

キャンディに行きたいときは、ママ(私は)・キャンディタ(キャンディに)・ヤンナ(行きたい)・オーネ(です)

フォートに行きたいときは、ママ(私は)・フォートタ(フォートに)・ヤンナ(行きたい)・オーネ(です)、となります。

キリン(まっすぐ)

トゥクトゥクの運転手さんは道を分かっていないことが多いので、細く指示しましょう。

まっすぐは「キリン」、まっすぐ行って!は「キリン・ヤンナ」です。

イディリヤ(前)

前はイディリヤといい、「前へ」はタをつけて、イディリヤタといいます。

ダクナ(右)

右はダクナといい、「右へ」はタをつけてダクナタ

ワマ(左)

左はワマといい、「左へ」タを加えてワマタ

メタナ(ここ!)

止まってほしい時に、メタナ(ここ!)と言います。

アーパス・ヤナワー(再び行って、戻って)

通り過ぎてしまった場合などに使います。

その他の頻出単語

シンハラ プルワン?(シンハラ語ができますか?)

シンハラ語を使って挨拶すると、「シンハラプルワン?(シンハラ語ができますか?)」と聞かれることがよくあります。

チュッタク または ティカク(少し)

「シンハラプルワン?(シンハラ語ができますか?)」と聞かれて、「少しだけです」と言いたい場合は「チュタ」または「ティカク」と答えるといいでしょう。

ラッサナイ(綺麗、かっこいい)

女性にも男性にも使える言葉です。

スラングっぽい表現で、めちゃいい!という意味の「エラギリ」も男女に使えます。

まとめ

スリランカ旅行で使えるシンハラ語をご紹介しました。

観光地から少し外れた場所へいく際は、英語が通じないこともあるので基本的なシンハラ語を覚えていったほうが安心です。

そうでなくても、シンハラ語を少しでも知っているとスリランカ人の方との距離がグッと近くなることが多く、より楽しい旅行になりますよ。

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