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毎週日曜開催のサイクリングサンデーズがスタート!

2021年2月06日

ナマル・ラージャパクサ青年&スポーツ大臣はコーッテ〜コロンボ7間を自転車で走る「サイクリングサンデーズ」を開始したことを発表しました。

第1回目が1月31日(日)に実施され、2回目は2月7日(日)と、毎週日曜日16時~19時に開催されます。

ジャパンスリランカフレンドシップロードからスタートして、ジェフリーバワ設計・三井建設が建てた国会議事堂、スリランカニッポンアベニューなど日本関連スポット、湖・森が見える自然豊かな道、街路樹が立ち並ぶ高級住宅地のコロンボ7、国立博物館・独立記念広場など建設物・モニュメントも多いコースですので、目にも楽しく、気持ち良く走れるはずです。

本記事では、サイクリングサンデーズの詳しいコース内容をご紹介します。

サイクリングサンデーズとは?

この取り組みに協賛しているサイクルショップ「Spinner」からスタートして、ジャパンスリランカフレンドシップロード、国会議事堂前、ディヤサウヤナ湖、ラージャギリヤ、ボレッラ墓地、インディペンデンスアーケード、レースコースを通り、トゥンムッラ交差点で折り返して戻るというコースが設定されています。

毎週日曜日16時~19時に、青年&スポーツ省と警察がコースにサイクルレーンを確保し、Spinnerとレースコースに空気入れが用意されます。
レースコースの向かいにお店を構えるグットマーケットもサイクリングサンデーズに協賛しています。

コースの好きなところから走り始めることも可能で、自分で所有する自転車でサイクリングを楽しむこともできます。
もちろん、Spinnerで自転車を借りて往復することもできます。

サイクリングサンデーズの狙いとは?

コーディネーターのヤサス・ヘワゲ氏によれば、この取り組みの背景には、糖尿病や肥満の解消があるそうです。

また、新型コロナウイルスによって、ソーシャルディスタンスを保った通勤手段としてもサイクリングは有効だと言います。
トイレの一部をシャワー室に変更したり、ロッカーを設けるなど、自転車通勤フレンドリーな取り組みを行う会社が増えるよう啓蒙活動にも取り組んでいきたいそうです。

現在、スリランカにはサイクリングレーンがありませんが、将来的には設置をしていきたいそうです。

実際のコースをご紹介!

それでは実際のコースを紹介していきます。

サイクルショップ「Spinner」

こちらで自転車を借りることができます。

ジャパンスリランカフレンドシップロードの南端「Kimbulawala」

ジャパンスリランカフレンドシップロードの南端から、国会議事堂がある湖を左に北上していきます。

Diyasaru Park

走り始めてすぐ、右手に公園「Diyasaru Park」が見えてきます。
公園があるぐらいですので、道沿いはとても緑が豊かです。

国会議事堂

しばらく走ると、左手に国会議事堂が見えてきます。
国会議事堂はジェフリーバワが設計し、三井建設が建てています。
右手は森、左手は湖で、とても景色が気持ち良いです。

湖側には遊歩道もあります。

Diyawanna Boat Service

左手にボート乗り場が見えてきます。

ボート乗り場近くにはモニュメントがあります。

Ape Gama

ジャパンフレンドシップロードの北端はニューパーラメントロードとぶつかります。
その交差点に昔の村を再現した施設「Ape Gama(アペガマ)」の看板があります。

サイクルコースを外れてしまいますが、ニューパーラメントロードを右手に行けば、アペガマの入口があり、スリランカ内戦の際に亡くなったインド平和維持軍の慰霊塔があります。

ハーバルガーデン

ニューパーラメントロードを左手にいき、運河を渡るとインナーリングロードとなり、すぐに次の交差点があり、その角(右手側)にハーバルガーデンが見えてきます。

小さいですが、植えられているハーブの名前が記されていて、色んなハーブを見ることができます。

National Ranaviru Monument

国会議事堂の入口正面に広がるパーラメントグランドの西側に慰霊塔があります。

スリジャヤワルダプラ・マワサ

インナーリングロードを右に曲がると、左右に緑が生い茂るスリジャヤワルダナプラ・マワサになります。

緑の中を少し覗くと、湖の一部が見え、ジャングル感が満載です。

ディヤサウヤーナ

湖畔の大きな公園「ディヤサウヤーナ」が見えてきます。

バッタラムッラブリッジ

左手に曲がって、橋を渡ります。

スリランカニッポンアベニュー

橋を渡ると左手にスリランカニッポンアベニューが見えます。
スリランカニッポンアベニューの先には、スリランカ日本教育文化センター(SNECC)があります。

中学生で初スリランカ、大学生で大統領官邸に、社会人1年目で出版した『天国のあるスリランカ』

 

コーッテーロード

さらに行くと、コーッテ王国の主要道路だったコーッテロードと接続します。

スリランカの首都にあるコッテ王国遺跡

ラージャギリヤ

道なりに行き、大きな陸橋ができたラージャギリヤを通過します。

ボレッラ墓地

Bauddhaloka Mawathaとの交差点で、左に曲がり(Bauddhaloka Mawathaに入る)、日本人墓地もあるボレッラ墓地を通過します。

セイロン沖海戦(コロンボ空襲・トリンコマリー空襲)と戦跡

イギリス大使館で右折

ボレッラ墓地の端まで行き、ラウンドアバウトを超えて、さらに直進します。
イギリス大使館がある、Wijeyrama Junction(Wijeama Mawathaとの交差点)を右折します。

Vidya Mawathaを左折

Wijeama Mawathaを走り、すぐに見えてくるVidya Mawathaを左折します。

右手にSSCクリケットグラウンドが見えてきます。

Maitland Placeを右折

Torrington Groundが見えてきたら、Maitland Placeを右折します。

左手にTorrington Ground、右手にSSCクリケットグランドが見える中を真っ直ぐ走ります。

Maitland Crescentを左折

右手にマレーシア料理のSantai Colomboを見えると、Maitland Crescentが見えてくるので左折。

左手にカラオケバーのSopranosやKAVA Island Barなどが入るビル、右手にブティック「Avirate」が見ながら直進。
インディペンデンスアベニューとの交差点を渡ります。

Torrington Walking Pathを通り過ぎると、右手にシナモンガーデンズの警察署が見えてきます。

レースコース

左手にレースコースが見えてきます。

ここで自転車の空気入れが用意されています。

Thummullaで折り返し

レースコースを過ぎると、大きな街路樹が並ぶコロンボ大学沿いを走っていきます。
Thummullaの交差点で折り返して、サースタンロードを行きます。
こちらも大きな街路樹が並ぶコロンボ大学沿いの道です。

スリランカ国立博物館

道なりにまっすぐ行くと、スリランカ国立博物館(National Museum)が見えてきます。

Alber Crescentを右折します。

インディペンデンスアベニューを右折

先ほど通過したMaitland Crescentとの交差点を通過し、右手にTorrington Walking Path、左手にColombo Cricket Clubを見ながら直進します。

インディペンデンススクエア

直進していくと、インディペンデンススクエアが見えてきます。

そのままいくと、アーケードインディペンデンススクエアの裏側が見えてきます。

Bauddhaloka Mawathaとぶつかったら左折します。

BMICHと中国大使館

左手に仏像と中国大使館が見えてきます。
そして、右手に中国の支援で建てられたBMICH(バンダラナイケ記念国際会議場)が見えてきます。

ジャパンスリランカフレンドシップロードの南端「Kimbulawala」に戻る

その後は往路を遡って、ジャパンスリランカフレンドシップロードの南端「Kimbulawala」の交差点に戻ります。

Kimbulawalaには(この看板の裏側)スリランカ陸軍が経営する「Sri Lanka Army Cafe」があります。
営業時間は20時までですので、サイクリング後に休憩しても良いかもしれません。
どこでも売っているパンとネスカフェ程度しかありませんが、サイクリングしている人たちの様子を見ながらの小休憩は、走り終わった後にはなんだか良さそうです。

 

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