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スリランカ建築の巨匠ジェフリーバワ!コロンボのバワ建築をご紹介

2019年10月25日

ジェフリー・バワは、スリランカを代表する建築家でその名が世界に広く知られています。
実際、バワ建築を観光するために多くの人々がスリランカを訪れています。
そんなバワ建築は、ゴールやシーギリヤ、ベントタなどスリランカ各地で見られますが、全て観光するのは大変です。
実は、観光客が多く立ち寄る最大都市コロンボにも、多くのバワ建築が見られます。
そこで今回は、コロンボにあるジェフリー・バワゆかりの地をご紹介します。

ジェフリー・バワとは?

ジェフリー・バワはスリランカを代表する建築家で、世界中に知られています。
彼の建築は多くの建築家に影響を与えており、インフィニティプールはバワの建築から生まれたものです。
自然との融合、内と外との境界の消滅が主なテーマとなっており、彼の建築はどこからが建物内で、どこからが外なのか錯覚してしまうほどです。

実は、バワが建築家として活動をはじめたのは彼が38歳のとき。
それまでは、弁護士として活躍していました。
バワは弁護士の父の裕福な家庭の下で育ち、イギリスの大学で弁護士の資格を取得しました。
しかし、20代後半のヨーロッパ放浪の旅をきっかけに、建築家としての道を目指し始めます。
バワは再びイギリスへ留学し建築を学び、38歳から建築家として活躍した遅咲きの天才なのです。

バワの建築は、シーギリヤのほか、コロンボ、ベントタ、ゴールを中心に南西海岸に中心に見られます。
シーギリヤ近くの湖畔にあるヘリタンス・カンダラマホテルは、森の中に溶け込んだホテルでバワ建築の最高傑作の1つとして言われています。

また、バワは兄とともに同性愛者で生涯独身でした。
彼らは、スリランカを美と官能の逃避の場所として、理想郷の創造を求めていました。
熱帯地域特有の自然やそれらを活かそうとするトロピカルモダニズムを体現した彼の美意識に着目して、観光するとおもしろいかもしれません。

コロンボ近郊にあるバワ建築4選

コロンボ近郊には個人宅や学校など多くのバワ建築がありますが、見学ができる主な建物は4つあります。

シーママラカヤ寺院

シーママラカヤ寺院は、コロンボのベイラ湖近く、コロンボ2区にあります。
徒歩圏内に、コロンボを代表する仏教寺院であるガンガラーマ寺院があります。
こちらの2つの寺院のチケットは共通で使えるため、どちらかのお寺でチケットを購入した場合は、新しく購入する必要はありません。

ベイラ湖に浮かぶ小さな寺院ですが、壁面が格子となっており開放的なつくりが特徴的です。
屋根の曲線が美しく、都会にながらにして自然の風が感じられるお寺です。
また、ここは結婚式の記念写真を撮影する場所として人気のスポットです。
運が良ければ、サリーなどの民族衣装をまとった新郎新婦が見られるかもしれません。

【名前】シーマ・マラカヤ寺院(Seema Malakaya)
【住所】Sir James Pieris Mawatha, Colombo
【営業時間】24時間営業*チケットはガンガラーマ寺院と併用でRs.300(約180円)
【ホームページ】http://gangaramaya.com/

【名前】ガンガラーマ寺院
【住所】61 Sri Jinarathana Rd, Colombo 00200
【営業時間】6:00~22:00*チケットはシーマ・マラカヤ寺院と併用でRs.300(約180円)

ギャラリー・カフェ

コロンボ3区にあるギャラリー・カフェは、バワのオフィスだった場所を改築したカフェです。
元々バワが自宅として設計していたそうですが、途中でオフィスにすることに決めたようです。
多くの観光客が必ずといって良いほど訪れる人気観光スポットの1つでもあります。

カフェ内は、おしゃれな小物が並ぶショップ、ギャラリー、カフェスペース、レストランスペースに分けられています。
カフェはシックな色合いと雰囲気で統一されており、バワの美意識が感じられるでしょう。
緑豊かで日光が絶妙に取り入れられているカフェでゆっくり過ごすのも良いかもしれません。

【名前】ギャラリー・カフェ(Paradise Road The Gallery Cafe)
【住所】2 Alfred House Rd, Colombo 00300
【営業時間】10:00~0:00
【ホームページ】http://www.paradiseroad.lk/gallery_cafe/

ナンバー11

ギャラリーカフェから徒歩圏内にあるナンバー11は、バワの旧宅です。
事前にwebサイトやメールで予約が必要ですが、ガイド付(1時間ほどでRs.1000)で見学することができます。
また、宿泊することも可能です。
バワ建築は日差しの差し込む時間帯によって表情を変えるところが魅力の1つですので、宿泊してみると、よりその魅力を体験できるはずです。

見学ツアーの流れとしては、まずバワの説明動画を視聴します。
その後、玄関、光の差し込みが美しい廊下、バワの寝室やリビングなどのプライベートルーム、応接間、屋上へ見学します。

こちらは、廊下の真中にある中庭のような小さなスペース。
上から太陽が差し込んでいますが、そこは外なのか内なのか判断がつきません。
こうしたスポットは他にもあり、池のようになっている場所がありますが、バワの考案した灌漑システムによって蚊やハエが発生しないようになっているそうです。
廊下を抜けると、バワの寝室や書斎、ダイニングなどのプライベートスペースに通じますが、こちらは写真撮影禁止となっています。

こちらは、応接間。
応接間には入れませんが、外からそっとのぞき込むことができます。
壁一面に広がる絵画が印象的です。

屋上に通じる階段。
シンプルに白くまとめられた階段は非常に美しいです。
白く映えた階段に日光が差し込むと、より一層その美しさが際立ちます。

【名前】ナンバー11(Number11)
【住所】No.11, 33rd Ln, Colombo 03
【営業時間】見学の場合10:00、14:00、15:30で参加可能。*日曜日は10:00のみ
1時間程度でRs1000(約600円)
【ホームページ】https://geoffreybawa.com/

De Saram House

2019年にオープンしたコロンボ7区にあるホテルです。
スリランカ出身で世界的に活躍した音楽家、Druvi De Saram氏の依頼によって、1986年にバワが建築しました。
宿泊することもできますが、見学は750ルピー(約450円)でホームページから直接連絡し、日時をアレンジする必要があります。

部屋は全てで4部屋あります。
こちらは、Saram氏の寝室だった部屋です。

バワ建築の特徴は随所に見られます。
こちらの共有スペースは、外と内の境界が感じられないつくりとなっています。
他にも、このような特徴は家の随所に見られます。
元々音楽家の家だけあって、居間にはピアノがあったり、アート作品などが掛けられていたりします。

【名前】De Saram House
【住所】No. 61/6, Ward Place, Colombo 7
【営業時間】見学の日時はホームページから連絡
【ホームページ】https://geoffreybawa.com/Home

 

国会議事堂

実は、現在実際に使われている国会議事堂もバワが建築しました。
コロンボから30分ほどの位置にある首都、スリジャヤワルダナプラコッテにあります。
1979年に、政府がバワを指名で設計を依頼したそうです。

事前にホームページから予約が必要ですが、無料で見学できます。
なお、政府の建物とあって中は撮影禁止となっていますので注意しましょう。
また、パスポートを持っていく必要がありますので、忘れないようにしましょう。

見学は、敷地内に入る前、敷地に入った後、議場を見学する直前と何度も身体チェックがあります。
入り口から建物までは、バスで移動します。
見学できる場所は議場のみのため、時間がある方は行ってみると良いでしょう。

【名前】国会議事堂(Parliament of Sri Lanka)
【住所】Parliament Approach Rd, Sri Jayawardenepura Kotte
【営業時間】8:30~16:15(見学は9:30~15:30の間)
【ホームページ】https://www.parliament.lk/

 

最後に

今回は、スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワのコロンボ近郊にある建築をご紹介しました。
観光の時間に余裕がない方でも、コロンボ近郊で彼の建築を楽しめます。
こちらの記事では、バワ建築が集まるベントタのホテルについてご紹介していますので、もっとバワ建築を見たいという方はご参照ください。

【ベントタ】スリランカを代表する建築家「ジェフリー・バワ」ホテル5選!

 

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