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5月のポーヤデー「ウェサックポーヤ」とは?

2023年5月04日

2023年のウェサックポーヤは5月5日と6日です。

毎月のポーヤデー(満月祭)の中でも、1年で最も大事と言われ、盛大に祝われるのが5月のポーヤデー「ウェサック」です。
スリランカで最初に公休日に制定されたポーヤデーはウェサックです。
続いて公休日に制定されたのが翌月のポソンポーヤとウェサックポーヤの翌日です。

そんな大切な日であるウェサックポーヤについて紹介します。

ウェサックポーヤとは?

スリランカは、毎月満月の日がポーヤデー(Poya Day)といい、お休みです。
この日は禁酒でバーやホテルはアルコールを出さず、酒屋も閉まります。

5月のポーヤデーはウェサク(වෙසක්、Vesak)といい、釈迦様(ブッダ)の「誕生日」、「成道(悟った日)」、「涅槃(亡くなった日)」を盛大に祝います。
シンハラ文字の発音に従うと、ウェサックではなく、「ウェサク」が近いようです。

大乗仏教が多い日本では
4月8日の「灌仏会」でお釈迦様の誕生日を
12月8日の「成道会」でお釈迦様が悟って仏様になった日を
2月15日の「涅槃会」でお亡くなりになった日を祝いますが、
上座部仏教(テーラワーダ仏教)が多い国では5月の満月の日に3つを合わせて盛大に祝います。

日本版ウェサック祭り「灌仏会」〜お釈迦様の誕生日〜

ウェサック祭りはスリランカ各地で行われますが、その中でも特に大規模なのが最大都市コロンボです。
ベイラ湖周辺が最も鮮やかに飾られ、人で溢れかえります。

しかし、2021年、2020年のウェサック祭りは新型コロナウイルスのため外出禁止令が発令され、2019年のウェサック祭りは4月21日の連続爆破テロの影響で小規模に行われました。

そのため、本記事で紹介しているのは、2017年と2018年のウェサック祭りの様子です。

クードゥ(ランタン、提灯)

ウェサック祭りを象徴するものといえば、「クードゥ」、「トラナ」、「ダンサラ」です。

まず、ウェサック祭りが近づくと、クードゥ(කූඩු、lantern)と呼ばれるランタンが家の軒先や店先に飾られます。

大きな会社や組織は本社前や大通り沿い、ベイラ湖周辺にくるくると回る巨大なランタンを作って設置したりします。

小さいランタンは6月のポーヤデーであるポソンポーヤまで飾られていることが多く、巨大なランタンはウェサックポーヤが終わると徐々に片付けられます。

6月のポーヤデー「ポソンポーヤ」仏教伝来を祝うミヒンタレー巡礼

トラナ(電飾の巨大壁画)

トラナ(තොරණ、Pandal)はブッタの生誕の物語を描いた巨大な壁画で、電飾で煌びやかに飾られます。
トラナは大変立派なものですが、個人や組織が費用を出して用意します。

ダンサラ(飲食物の無料配布)

街中ではダンサラ(දන්සල、dansala)と言って、飲み物、食べ物、アイスクリームなどが無料で配布されます。
飲み物やアイスクリームはそこまで並びませんが、食べ物については長蛇の列ができます。

ウェサック祭り後も、会社やお店がダンサラを行うことがあり、道に人だかりができているのを見かけます。
無料で飲食物を配布して、施しをすることで、徳を積むことができると考えられています。

仏旗の掲揚

仏旗が各地に飾られます。

コロンボ市役所も仏旗のクードゥで飾られています。

ベイラ湖周辺のライトアップ

ガンガラーマ寺院、シーマ・マラカヤ寺院があるベイラ湖周辺が最も人が集まり、大きなトラナやランタンが見られます。

タウンホール周辺でも豪華な飾り付けが見られます。

また、仏旗の色に電飾した会社やホテルの電飾も町で多く見られます。

コロンボフォートのライトアップ

ゴールフェイスのライトアップ

シナモンガーデンズのライトアップ

アーケード・インディペンデンス・スクエアの周辺でも豪華な飾り付けが見られます。
その辺りはものすごい人で移動も大変です。

バンバラピティヤのライトアップ

一方で、お祭りの中心地から少し離れたお寺では、綺麗に電飾で飾られた仏像や仏塔に静かに祈る人々の姿を見られます。

カルタラのライトアップ

満月の日であることが分かります。

>参考記事

日本版ウェサック祭り「灌仏会」〜お釈迦様の誕生日〜

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