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11月のポーヤデー「イルポーヤ 」とは?

2020年11月28日

スリランカでは毎月の満月の日(ポーヤデー)はお休みです。
11月のポーヤデイはイル・ポーヤ(Il Poya)と言います。

2020年のイル・ポーヤは11月29日(日)です。
本記事では、イル・ポーヤについて紹介します。

スリランカ最初の仏塔の礎石が置かれた日

世界遺産「聖地アヌラーダプラ」に、スリランカで初めて建立された仏塔であるトゥパラマヤ(Thuparamaya)があります。
イル・ポーヤは、その仏塔トゥパラマヤの礎石が置かれた日だとされています。

そのため、この日には多く仏教徒がアヌラーダプラのトゥパラマヤを訪れ、花をお供え、祈りを捧げます。

ブッタの十大弟子の筆頭「舎利弗」が涅槃に至った日

ブッタには十大弟子と呼ばれる、多くの弟子の中でも、高い能力を認められた十人の長老がいました。
その中でも筆頭ともされる舎利弗(サーリプッタ)が重い病でなくなり、涅槃に至った日ともされています。

舎利弗は重い病にかかり、ブッタ(釈迦)の許しを得て、実家のあるナーラカ村に戻り、母親に説法をしてバラモン教から仏教に改宗させ後、母親に看取られながら病没(涅槃に至った)と言われています。

舎利弗はマガダ国ナラカ村(ナーランダ)出身のバラモン女性の子でした。
舎利弗とともに、二大弟子と並び称される目連(モッガラーナ)は隣のマガダ国コーリカ村出身のバラモン女性の子で、幼い頃からの友人同士です。

舎利弗は智慧第一、目連は神通第一、と称されますが、二代弟子がともに先に亡くなったことで、ブッタの後を継いだのは、頭陀第一と称された大迦葉(マハーカッサパ)でした。
大迦葉はマガダ国マハーハーダラ村出身でバラモン女性の子です。

バラモンの家に生まれた人たちがブッタの重要な弟子になっていったことが分かります。

また、インドを統一し、仏教の力で統治したアショーカ王は、マガダ国のマウリヤ朝の王ですので、マガダ国と仏教との関連が伺えます。

そして、世界遺産「古都シーギリヤ」はカッサパ王が築き、王の弟モッガラーナに攻め滅ぼされていますが、大迦葉はパーリ語でマハーカッサパ、目連はパーリ語でモッガラーナといいます。
目連(モッガラーナ)はブッタの後継者の最有力と言われていたものの暗殺され、二大弟子のもう一人舎利弗(サーリプッタ)も病没したため、大迦葉(マハーカッサパ)が継いでいますが、長男で側室の子がカッサパ、次男で正室の子がモッガラーナという名前なのは、この弟子の関係性と関連しているように思えてしまいます。

ちなみに、舎利弗の出身地ナーランダと同じ名前の遺跡「ナーランダ・ゲディゲー」はスリランカのど真ん中に建てられたとされる、南インド建築様式で建てられた仏堂です。

ダルマ(法)を伝播した日

ブッタが60人の弟子たちを各方面に送り、ダルマ(法)を伝播した日ともされています。

次のブッタが生まれる予言をした日

ブッタが、次のブッタが生まれることを予言した日ともされています。

次のブッタは、ヴァーラーナシーにあるKethumathi王国に生まれ、18歳でガジュマルの木(バンヤンツリー)で7日間の瞑想を行って悟りに達すると言ったそうです。

まとめ

ポーヤデーは仏教に関連した逸話、スリランカへの仏教伝播に関するストーリがありますので、その意味を調べると仏教やスリランカの歴史への理解が深まります。

他の月のポーヤデーの記事もよろしければ、ご覧ください。

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参照

Wikipedia「Thuparamaya」
tours Lanka「Il Poya -A Peaceful Holiday」
officeHolidays「Ill Full Moon Poya in Sri Lanka in 2020」
ウィキペディア「舎利弗」
ウィキペディア「目連」
ウィキペディア「大迦葉」
ウィキペディア「十大弟子」
ウィキペディア「ナーランダ」

 

 

 

 

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