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スリランカにイースター休暇はある?コロンボの教会も紹介

2020年4月10日

2020年4月10日から始まる世界的な祝日、「イースター休暇」をご存じですか?

イースターとはキリスト教のお祭りで、主に欧米圏で盛大にお祝いされることが多いお祭りです。

「仏教国」というイメージが強いスリランカですが、スリランカにも一定数のキリスト教徒のたちがいます。

そこで今回は、イースター休暇を中心に、スリランカにおけるキリスト教についてご紹介します!

イースターとは?

イースター(復活祭)とは、十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストが復活したことを記念するお祭り。

イエス・キルストの降誕(誕生)を祝うクリスマスではなく、復活を祝うイースター(復活祭)が、キリスト教で最も重要な祭と位置づけられるとも言われているほどに、キリスト教徒の方たちにとって、大切なお祭りといわれています。

復活祭当日は「イースター・サンデー」といい、この日を起点としてイースター休暇の日程が決定します。

復活祭は春分の日の後の最初の満月後の日曜日とされており、毎年日付が変わります。

欧米諸国やフィリピン、香港などでは、イースター・サンデー前後の金曜日から月曜日まで祝日になります。(国によって、祝日の日数は異なります。)

オーストリアでは2週間ほど祝われているそうです。

2020年のイースター休暇は4月10日(金)から4月13日(月)の4日間となります。

スリランカにおけるイースターの祝日「グット・フライデー」

スリランカでは、イースター休暇の初日、イエスが処刑された金曜日「グッド・フライデー」のみ祝日となっています。

南インドのタミル・ナードゥ州を中心に4日間祝われる「タミル・タイ・ポンガル」が、スリランカでは初日の1日のみ祝われるのに似ています。

キリストは13日の金曜日に処刑されたと言われており、13日の金曜日が不吉と言われる由来だとも言われているそうです。

グット・フライデーは春分の日の後の最初の満月後の金曜日とされており、スリランカでは満月祭(ポーヤデー)と日程が近くなります。

スリランカのカレンダーには「Bank Holiday」、「Public Holiday」、「Mercantile Holiday」の3つのマークがついており、グット・フライデーは「Bank Holiday」と「Public Holiday」です。

グット・フライデーは「Mercantile Holiday」ではありませんので、会社はお休みになりません(銀行やパブリックサービスはお休みとなります)。

一方で、4月の満月祭り(Bak Poya)と、シンハラ・タミル・ニュー・イヤー(スリランカの正月)は「Bank Holiday」、「Public Holiday」、「Mercantile Holiday」ですので、会社もお休みになります。

イースターに関連する祝日や祭日

スリランカでは、「グット・フライデー」のみがお休みとなりますが、キリスト教にはイースターを起点にした日がたくさんあります。

イースターを起点にした日

  • 灰の水曜日(復活祭の46日前の水曜日、四旬節の初日)
  • エルサレム入城の日(受難週の初日、受難日の1週間前の日曜日)
  • ホーリー・マンデー
  • ホーリー・チューズデー
  • ホーリー・ウェンズデー(スパイ・ウェンズデー、ユダ裏切りの日
  • ホーリー・サーズデー(洗足木曜日、最後の晩餐を記念する日)
  • グット・フライデー(受難日、キリストが処刑された日)
  • ホーリー・サタデー(復活徹夜祭、聖土曜日)
  • イースター・サンデー(復活祭、キリストが復活した日)
  • イースター・マンデー
  • 昇天祭(復活祭から40日後の木曜日)
  • ペンテコステ(聖霊降臨、昇天祭の10日後、復活祭から50日後)
  • トリニティ・サンデー(ペンテコステの1週間後の日曜日)
  • 聖体祭り(トリニティ・サンデーの後の木曜日)

キリストが断食を行ったという話にならい、伝統的には食事肉、乳製品、卵などを食べることが禁止され、復活祭の日に解禁に、豪華な食事をすると言われています。

イースターのシンポル「イースター・エッグ」

クリスマスのシンポルがクリスマスツリーやサンタクロース、ハロウィンのシンボルがかぼちゃのように、イースターにもシンボルがあります。

イースターのシンボルは「イースター・エッグ」と「イースター・ラビット」です。

イースターエッグはたまごをカラフルに彩ったものや、お菓子のたまごなどで「たまごは生命の誕生の象徴」です。

イースターラビットはイースター・エッグを運んでくるとされており、「ウサギは繁栄の象徴」でもあります。

また、イースターでは、たまごを使った遊びが知られています。

代表的な遊びは以下の3つです。

エッグ・ハント」はイースターエッグを隠して探させる遊び。

エッグ・ロール」はたまごを割らないように転がす遊び。

エッグ・レース」はたまごをスプーンに乗せて落さないように競う遊び。

コロンボにある教会

コロンボには長い歴史を持つ教会が多くあり、イギリスのガイドブック「ロンリー・プラネット」でも紹介されています。

礼拝はシンハラ語、タミル語、英語で行われ、それぞれの時間が決められていることがほとんどです。

St.Anthony’s Church

教会やヒンドゥー寺院が多いコロンボ13(Kotahena)に位置し、地元のカトリック教徒が多く集まる教会です。
英国の旅行ガイドブック「ロンリープラネット」などにも紹介されており、博物館も併設された観光客も訪れる場所です。

観光客にも人気なコロンボのローカル市場、ペターにも近い場所にあります。

2019年4月のイースターの日に爆発被害を受けた教会の一つです。

St.Lucia’s Cathedral

コロンボ最大の教会とも言われ、ゴッシク様式の巨大な白い大聖堂とその柱が、どこか古代ギリシャを思わせます。

2世紀以上前に、カトリックオラトリオ会士の宣教師によって建てられました。

第二次世界大戦中、日本海軍が行ったコロンボ空襲で教会のドームが被害を受けたと言われています。

St Thomas’s Church

スリランカ最古の英国教会。

キリストの十二使徒の一人、聖トマスはキリスト教の布教のために、インドに訪れたとされていますが、コロンボにも来たと伝えられ建てられた教会です。

スリランカ連続爆破テロ事件について

2019年4月21日、イースターの日曜日の朝にスリランカで同時爆発テロが発生しました。
St.Anthony’s Churchを含む3つの教会と5つ星ホテル3軒の合計6か所が連続して爆破されました。

爆発時の教会には、多くのキリスト教徒たちが祈りを捧げていました。

死者は259人、けが人は500人以上にのぼったといわれています。

この痛ましいテロで被害に遭われた方々とそのご家族やご友人に哀悼の意を表します。

2019年テロの詳細はこちら>>>

まとめ

スリランカは仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教と多宗教が共存する国です。

それぞれの宗教の祝祭日が休日として指定されています。

今回はイースターの関係したお休み、「グット・フライデー」の紹介でした。

スリランカの宗教についてもっと知りたい方はこちら>>>

データで徹底解説!スリランカの民族・宗教構成とその分布

 

 

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