旅行前に知っておきたい!スリランカの紅茶の種類とその特徴とは

紅茶の名産地として有名なスリランカ。
この地で採れた茶は、セイロンティーと呼ばれます。
そんなスリランカに紅茶目当てに訪れる人は少なくありません。
しかし、一口にセイロンティーと言っても、様々な種類と特徴があります。
そこで今回は、スリランカ旅行の前に知っておきたい、スリランカの紅茶の種類とその特徴についてご紹介します。

以下の記事では、スリランカで紅茶を楽しめるカフェについてまとめています。

スリランカで紅茶を楽しむならここ!おすすめのカフェとお土産特集

 

セイロンティーとは

そもそもセイロンティーとは、どんな紅茶なのでしょうか。

セイロンティーとは、スリランカで生産された紅茶を指します。
これは、「セイロン」がスリランカの昔の国名であったためで、今でもスリランカの紅茶を指すときは、セイロンティーと呼ばれます。

スリランカの紅茶の生産量は、インドやケニアに次いで世界第3位。
その9割以上が輸出されています。
日本ではおなじみ、「午後の紅茶」にも、ここスリランカで生産された茶葉が使用されています。

スリランカで紅茶が採れる理由

そもそもなぜ、インド洋に浮かぶ小さな島国、スリランカが世界を代表する紅茶生産国となったのでしょうか。

それは、やはりスリランカが紅茶栽培に最適な地であるためです。
スリランカは常夏の国と思われていますが、その小さな国土には様々な気候を持つエリアがあります。

紅茶が好むのは、標高が高く、雨や霧が覆いエリア。
スリランカにはそのような高地が中央エリアに集中しているのです。
また、スリランカは様々な地形を持っているため、多種多様な紅茶の生産を可能にしているのです。

セイロンティーの分類

実は、セイロンティーにはいくつかの品質に分類されます。
とはいえ、セイロンティーと言っても多くの種類があり、それぞれの紅茶は栽培される標高によって区別されます。

セイロンティーには、「ハイグロウンティー」、「ミディアムグロウンティー」、「ローグロウンティー」の3つに区別されます。

ハイグロウンティー

こちらは、3つの中で最も標高が高い紅茶を指します。
その標高は約1300m以上。

一般的に標高の高いエリアで栽培された紅茶は香り高くなると言われているため、ハイグロウンティーは最高級のセイロンティーとされます。
味が濃い紅茶であるため、一般的にミルクティーにして飲まれています。

ミディアムグロウンティー

こちらは、標高約670mから約1300mで生産される茶葉を指します。
香りやコクがちょうど良く日本人好みの紅茶でもあります。

ミディアムグロウンティーは、ブレンドのベースとしてもよく使われます。

ローグロウンティー

標高約670m以下で採れた紅茶は、ローグロウンティーと呼ばれます。
3つの分類の中で、最も標高が低い土地で生産される紅茶です。

味は、2つに比べると薄くなりますが、その分プレーンや果汁を混ぜて飲む紅茶に向いています。

セイロンティーの種類とその特徴

では、セイロンティーの種類や特徴にはどのような品種があるのでしょうか。
セイロンティーは、それぞれの産地によって名称が異なります。

その種類は、元々の産地である「ヌワラエリヤ茶」、「ウバ茶」、「ディンブラ茶」、「キャンディ茶」、「ルフナ茶」の5つ。
そして、最近になって新しく追加された「ウダプサワラ」、「サバラガムラ」の2つで、現在は合計7つの種類があります。

こちらの地図からも分かるように、紅茶の名産地のほとんどが中央高地、南部に広がっていることが分かります。
では、それぞれの紅茶の種類と特徴について見ていきましょう。

キャンディ茶

キャンディ茶は5つの中で最も北に位置する紅茶です。
ここは、釈迦の歯が納められている仏歯寺がある神聖な土地とされており、スリランカの代表的な観光地でもあります。
キャンディについては、以下の記事からどうぞ。

【世界遺産キャンディ】スリランカ仏教の原点「仏歯寺」の見どころと注意点

そんなキャンディで採れる紅茶は、ミディアムグロウンティー。
さっぱりとした飲み口でクセがなく、どんな入れ方でもおいしく飲めます。

実はここ、キャンディはセイロンティーが生まれた茶でもあります。
スリランカでの紅茶栽培を開拓した、ジェームス・テイラーがキャンディを紅茶の生産地として発展させました。

ヌワラエリヤ茶

キャンディからやや南に位置するヌワラエリヤは、スリランカの中で最も標高が高い生産地。
美しい茶畑は、スリランカを訪れた際にぜひ見ておきたいスポットの1つ。

この地で採れる茶葉は、ハイグロウンティーに分類されます。
クオリティのピークシーズンは1月から3月とされており、日本茶と似た渋みを持つため、日本人にはなじみやすい口当たり。

香り高くミルクティーにして飲むのがおすすめです。
ヌワラエリヤについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

【スリランカ】紅茶畑が美しい避暑地ヌワラエリヤへの行き方と観光スポットまとめ

ウダプサワラ茶

ウダプサワラは、元々の産地であるウバやヌワラエリヤとの中間の地域。
このエリアで採れる茶葉は、ウバやヌワラエリヤと同じくハイグロウンティー。

渋みや甘みを感じるとともに、ほのかに花のような香りも感じられるバリエーション豊かな茶葉です。
ヌワラエリヤとウバの中間に位置するため、ヌワラエリヤ茶に似た茶葉とウバ茶に似た茶葉は生産されます。

2種類の楽しみがあるのも、ウダプサワラ茶の特徴ですね。

ディンブラ茶

ヌワラエリヤ近くで栽培されるディンブラ茶。
こちらも同じくハイグロウンティーで、まろやかな口当たりが特徴。

セイロンティーの代表格でもあり、クセがないために世界中で広くたしなまれている茶葉です。
こちらも旬は1月から2月頃で、この時期に最も香りが引き立ちます。

クセがないため、様々な飲み方で楽しめるのも魅力の1つです。

ウバ茶

こちらもヌワラエリヤ茶、ディンブラ茶の近くで栽培されるハイグロウンティーの1つ。
世界三大銘柄茶とされる茶葉で、紅茶の最高級品でもあります。

豊かな香り、特徴的な渋みを持ちます。
特に香りは、茶園や収穫時期によって様々な種類を持つほど多種多様。

クセは他の茶葉と比べると強いですが、多くの楽しみ方ができるのも魅力の1つ。
ハイグロウンティーのため、ミルクティーと相性が良いですが、ストレートで飲むのも良いでしょう。

ルフナ茶

こちらは、他の茶葉とは少し離れた南部の農園で生産される茶葉。
南部は標高が低くルフナ茶は、ローグロウンティーに分類されます。

コクが強くスモーキーな風味が特徴。
ルフナ茶の多くは、スリランカから中東へ輸出され現地で飲まれるチャイとして使われています。

日本では、知名度が低い茶葉ではありますが、こちらも有名茶葉。
ローグロウンティーながらアイスティーに最適とされています。

サバラガムラ茶

サバラガムラ茶はラトゥナプラという、宝石が採掘される街で栽培される茶葉。
元々ルフナ茶から独立した経緯を持っているため、ルフナ茶と同じくローグロウンティーです。

元々ルフナ茶だけあって、ルフナ茶と似たコクや香りが特徴。
こちらも中東に人気の茶葉です。

ルフナ茶との微妙な違いを楽しむのも良いでしょう。

最後に

今回は、セイロンティーの種類と特徴についてご紹介しました。
日本でも絶大な人気を誇るセイロンティー。
一口にセイロンティーと言っても、様々な種類と風味やコク、香りを持ちます。
ぜひ様々な紅茶を試してみて、自分の好きな茶葉を見つけるのも良いでしょう。

紅茶の味を知るなら、本場に行くのが一番。
以下の記事ではスリランカ旅行の魅力についてまとめています。

スリランカ旅行をお考えの方へ送るスリランカの魅力5選

 

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